よくある質問

性能について

質問 「遮熱塗料」と「遮熱材」の違いは?
答え ・耐久性は、遮熱塗料が5~10年で再施工、プロックスヒートプロテクターは、半永久的です。
・反射率は、遮熱塗料が60~80%前後、弊社遮熱シートは95%~98%です。
・反射塗料は、片面(外部からの輻射熱)のみの反射に対し、高純度アルミ遮熱シートは両面反射します。
屋外は外へ、内側は室内への反射です。
・遮熱材は、投資効率が高くなります。
質問 遮熱材の性能は?
答え 断熱材や遮熱材は、必ず外壁材と内壁材の間(壁の中や天井裏など)に施工されます。
遮熱材自体が壁や屋根材になる訳ではないので、素材自体を単体で計測した値ではなく、実際に使用する状況での性能が重要となります。反射率が遮熱材の性能と言われていますが、反射率とは遮熱材表面の輻射熱に対するものなので、伝導熱などの、その他の要因は考慮されておらず、断熱性を示す本来の性能ではありません。
実際に、屋根や壁の中に遮熱材を施工したものを、JIS規定に基づき、産業技術センターにて測定した“熱還流抵抗値”を基本としております。
質問 耐久性はどの位?
答え アルミは酸化皮膜ができて、それ以上は腐食が進行しないと言われています。室内での使用であれば、半永久的とも言われています。悪条件である、屋外での暴露試験においては10年以上になり、表面の変化はありません。

効果について

質問 冬と夏の効果は同じ?
答え 遮熱材自体の性能は同様の効果を発揮します。
冬と夏では、建物を出入りする熱流の方向が変わり、建物を出入りする熱の量や質も変わりますが、同様の効果を発揮します。
質問 熱中症への効果とは?
答え 体温を上げる大きな要因である輻射熱が、室内を通過する熱量の75パーセントはと言われております。ですので、建物の遮熱施工は熱中症対策に非常に有効です。屋根からの熱量の93パーセントは輻射熱になるので、新築・既築の天井裏遮熱を薦めております。室内の電力削減にもなり、効果抜群です。
質問 結露対策への効果とは?
答え 金属が結露する事に対し、遮熱材は結露対策に有効に使用されている場合が非常に多いです。 スーパーのような室内が非常に寒く、天井裏は非常に暑いと言う建物の場合、天井材に結露が生じてカビが生えているケースがありますが、遮熱材施工により解消することができます。また、、2階建ての木造住宅の天井裏と床下に遮熱施工した建物は、天井と床の温度差が2℃前後になるなど、室内の温度がより均一になります。そうする事で、室内で対流が起こりにくくなり、結露の発生を抑えることができます。
質問 床に敷く時の効果とは?
答え 冬場は床が寒くて暖房が必要なコンクリート床などの建物の場合は、遮熱材を床カーペットの下に引くだけで、ヒーターなどの暖房器具が不要な程暖かくなります。コンクリート床の場合には、0.2ミリの遮熱材の上に人工芝を敷く等して使っていただいております。
質問 既設の建物の天井裏だけでの効果は?
答え 夏の外部から建物内に侵入する熱量は、屋根からが80パーセント以上と言われております。屋根面や天井裏に施工するのが最も効果があります。

その他について

質問 遮熱施工は簡単にできる?
答え 遮熱施工はそれほど難しいものではありません。施工で重要なポイントは、施工場所・施工方法になります。 この点がうまくいかないと、遮熱材本来の性能を発揮できなくなってしましいます。
その為、あらゆる建物、設備等に対応出来る、間違いない施工・施工業者が重要になります。
質問 屋根の下側と天井裏施工はどちらが良い?
答え 屋根の下側と天井裏の施工においては、どちらも室内に入る熱量はほとんど同じなので、どちらの施工でも基本的には、問題はありません。 屋根の下側のメリットは、小屋裏の空間を室内空間にできるので、建物を有効に利用できる点です。
ですが、施工面積が若干増加するので、初期の工事費用は増えるという面もあります。
質問 屋外で使用はできる?
答え 遮熱材は、鏡と同じ様に、太陽の光を98パーセント反射できます。ですので、屋外への施工は、太陽光の反射の影響が大きく、多くの方にご迷惑がかかる事になり、使用不可となります。
質問 遮熱材の種類は?
答え 現在数十種の断熱材があります。用途にあわせて、厚さは0.1mm~20mmと幅広い種類があります。